「ゆかいな妄想日記」は、YOUNiiiiQの編集者・伊藤愉快が月1回、
「福島にないもの」をテーマにこんなことしたら楽しいな、こんな場所あったらおもしろいな、
なんてことを無責任に妄想して口にする妄想コラムです。
第1話 1日だけ、眠らないまちをやりませんか?
「眠らないまち」と聞いて、皆さんはどこを想像しますか?
歌舞伎町?すすきの?中州?
この3つは、日本三大歓楽街と呼ばれるくらい日本でも有名な繁華街ですよね。
酒飲みの人であれば一度は行ったことがあるのではないでしょうか。
もちろん、僕も何度か行ったことはあります。すごいですよね。
日をまたいでも、終電が過ぎても、なんなら始発が動き出していもまちには人がいる。僕も学生の時はよく朝方まで飲んでいたし、それでも時間が足りないと思うくらいでした。
でも、今では朝まで飲むなんてなかなかできないです。お風呂に入って、歯磨きをして、自分の布団で寝たいです。
皆さんもこんな体験あるんじゃないでしょうか?
そして、ふと思ったのです。
福島に帰ってきてからはや3年が経つけど、朝まで飲んだことはないかもしれない。
なんとなく、福島って日が変わる前に店を閉めるところが多い気がしますよね。日をまたいで営業している店は数えられるくらいにしか知らないし、朝までやっている店なんてほとんど知らない。
(あと、終電も早いしね)
なぜでしょうか?
朝までやっても飲んでいる人がいないから?店の人が朝まで営業したくないから?
すごく気になるけど、今回はそんなことどうでもいいです。
単純に、朝まで福島駅前が賑わっている光景を見てみたくないですか?
(朝まで飲む!って皆で決めて飲んでみたい。本心はこっちかも)
今年のゴールデンウイークは、どこも人で溢れていたように思います。
いろいろと制限も緩和されてきて、久しぶりにゴールデンウイークらしいゴールデンウイークだったと言えるのではないでしょうか?
ゴールデンウイーク明けの週末も、まちにはコロナ前の活気が戻りつつあります。やっぱり人が多いとそれだけで楽しいしワクワクする。
とは言いつつも、「コロナってもう気にしなくてもいいの?」と頭の中にクエスチョンを浮かべている人も多いのではないでしょうか?
ゴールデンウイーク明けから、コロナがインフルエンザと同様の5類になりましたが、コロナが流行し始めて緊急事態宣言を出した時には、あんなにも大きく取り上げられていたのに、5類になった時はなんかパッとしない報道のされ方だった気がする。
そんなんじゃ、気が晴れないな~なんか奥歯に挟まっているあの感覚だな~って思いから妄想しました。
1日限定「眠らないまちふくしま」
5連勤明けのビールが一番うまいでしょう。金曜日の夜に開催です
次の日の始発まで飲んじゃいましょう
街なかの飲食店の皆さん、今日だけはお付き合いください
各方面、交通機関さん。お願いです。今日だけはいつもより始発を東京時間に合わせてください。
いい感じに店をハシゴしてほしいですよね、皆で交流できるといいですよね、誰かうまいこと考えてください。
いくら無責任に妄想しているとはいえ、無責任すぎて怒られるのは嫌なので一案だけ。
「最初の乾杯をする人がいたら店にいる人皆で乾杯すること」なんてどうですか?
店が賑わって、まちに賑わいがある景色をもう一度見ることができれば、コロナ前の日常に戻ることができる雰囲気になってくるとは思いませんか?
福島の人って特にだと思うんだけど、空気を読んでしまうんですよね。だから、その空気をいい方向に進めるための雰囲気づくりから始めればいいのではないでしょうか?
始発が出る瞬間には、花火でも上げちゃいますか。
今年の夏は、皆で大きな花火を見ることができますように。
第2話に続く。
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