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夢はニューヨークの壁に描くこと。独自のスタイルを描き続けるbuntaさん

自分の考え・手段で何かをしたいと思っている人・挑戦している人が福島にはたくさんいる。
「Youth Finder」では、様々な活動をしている、福島県出身・在住の若者(10~20代)をピックアップしていく連載企画です。

3人目はbuntaさん(23)。郡山の大学に通いながら、自分が好きな絵を自分のスタイルで描き続けてきた。その中で見つけたフィールドを今でも広げながら活動するbuntaさんに話を聞きました。

現在の活動について教えてください

学生時代は郡山の日本大学工学部に通っており、建築学科だったので図面を描いたり、模型を作っていました。

今は、地元新潟で仕事をしながら、仕事後や休日に絵を描いています。
個人・店舗どちらのご依頼も承っています。店舗では、単体作品はもちろんのこと壁・柱などのご依頼も頂いております。
昨年の10月は福島駅郡山市でポップアップを行いました。

現在の活動を始めた”きっかけ”を教えてください

小さい頃から絵を描くのが大好きでした。
画材は値段が高いので、高校生まではなかなか買えなかったですが、大学生になって自分でバイトで稼いでから本格的に描き始めました。 今まで、水彩画・油絵・水墨画などいろいろ描いてきましたが、自分はアクリル絵の具にたどり着いたという感じです。アクリル絵の具は乾くのが速く、発色が良いのがメリットです。値段も高くないですし。

依頼を受けるきっかけは、店舗のオーナーさんがたまたまぼくのInstagramの絵の投稿を見てくれて、ぜひ店内の壁にも描いて欲しいってことでした。そこから、オーナーさんの繋がりや、その絵を見てくれた人に広がっていきました。

活動を始めて変化したことはありますか?

いろいろな人との繋がりはかなり変化しましたね。刺激をもらっている日々です。

自分が描いてる絵に関して変化はないです。スタイルを曲げないってことになるんでしょうか。
今はこんな絵が巷で流行ってるからとかで、自分のスタイルを崩してまで変えることはないです。
なので変化はないです。良い意味で。

人生に影響をもたらした”モノ”

今の絵のスタイルになったルーツは、音楽の影響は大きいですね。HIPHOPからグラフィティのカルチャーを知って、そこから自分の今のスタイルになりました。HIPHOPでよく聴くのはUSの90sが多いです。

映画見てる時がいちばん”描きてぇぇ”と思うことが多いです。このシーンいいなとか、この女優の唇いいなとか、この俳優の目がいいなとか、、、 そんな感じで、映画からヒントをもらってますね。
好きな映画はジョーダン・ピール監督の作品は全部大好きですね。この監督の作品はHIPHOP要素多めなので見るたび痺れます。

ジョーダン・ピール(映画監督)

主な監督代表作は「ゲット・アウト(2017)」「アス(2019)」「NOPE ノープ(2022)」
監督デビュー作の「ゲット・アウト」は低予算ながらもアカデミー賞で脚本賞を受賞。コメディアン・俳優としても活動している。

福島の印象を教えてください

福島には大学の4年間しかいなかったので、未開拓な部分が多いです。もっといろんな人との出会いもあったかなと。

福島の良いところは若者のムーヴメントがめちゃいいなと思います。たくさんの人を巻き込みながら地域を盛り上げている感じがします。それこそ最近は大学生が先頭に立ってやっているのもよく聞きます。


悪いところと言っていいのかわからないですが、もっとこうしたらいいなと思うのは、箱貸しがもっと増えてもいいなととは思います。若者がイベントができる”場”が少ない気がしますね。せっかく若者の良い動きがあるのに、場がないのはもったいないと思います

今後の展望/目標を教えてください

夢はニューヨークの壁に描くことです。

理由は結局かっこいいが1番かもしれないです。
近いところでの目標ではないですが、やってみたいなと思うのは、CDのジャケットや商品のパッケージです。自分が描いた絵の商品が店の棚とかにある光景が見てみたいです。
考えるだけでやばいですね。

プロフィール

名前:bunta
出身地と在住地:新潟県新潟市(大学時に福島に在住)
趣味 / 特技:絵

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