ゆかり にとってのふくしま

ふくしまを語るうえで欠かせないのは生まれた町の飯坂温泉。この町は他の町とはちょっと違う。
物心ついたころからマイ桶を片手に町に数か所ある共同浴場に通った。昔は家庭にお風呂のないのは当たり前のこと、あってもわざわざ入りに行く人も多かった。
浴場で大人から風呂の入り方を教わったり、大人たちが話すよもやま話を聞く。ときどき背中いっぱいに刺青のあるお姉さんが入ってきたりして、目を点にしながら眺めたりして…
そんなコミュニティの中で大人になった。
独特の世界のある飯坂町。雑然としていて落ち着きがなく、好まない空気を感じたこともあって早く大人になってここから出ていきたい思っていた。
しかしいざ離れてみると他の町はどこか物足りなくて飯坂町が懐かしくなってきて…
車の入れない路地を進んで近道をみつけて遊んだ記憶、今はない遊技場に親に連れられて子供用のパチンコをした記憶。
秋のけんか祭りは小学校が休みで一日中お祭り会場にいたり…
その飯坂町で行われたThe coffee’s
飯坂町でのイベントだし今までにブログを書かせていただいたお店が何店も参加する。行かない理由はなかった。
行って驚いた。多くのお客さんと店主さんスタッフさんの楽しそうな顔・顔・顔
若い方たちががんばって創り上げたイベントに触れて、ふくしまはこれからもっと楽しい街になるんだろうなと思いつつ帰って来た。
言いたくないけど私はもう歳なので(笑)若い方が企画したものに乗っかることしかできないけど、可能な限り若い方を応援することがふくしまを支えることかなと思っている。
これを書く話をもらったとき、私が書いていいの?と思ったけど自分の気持ちを整理したり目標が見えてきて良かったです。
若い皆さん、年配者はどんくさい面もあるけど優しく見守ってね(笑)お互い努力して老若男女に楽しいふくしまにしていきましょう‼

