齋藤 友希にとってのふくしま
私の地元は福岡県。
全国転勤のある企業に就職、同職の夫の転勤で2012年2月にいわき市に引っ越し、夫の地元である伊達市の梁川町というところに来たのは今から7年前のことです。
ふくしまに来た頃の私にとってのふくしまは「夫の地元」でした。
いわき市に引っ越した時、福岡にいる友人から「よくふくしまに行く決心したね!」と感心されたことが何度もありました。
決心したというよりは「転勤族」だからまたどこかに引っ越すことになると考えていたし、なにより夫の地元であるふくしまを否定することができなかったのだと思います。
しかしせっかく仲良くなったいわきの友人たちと別れ、梁川に来た当時は「いよいよ夫の地元に来てしまった。もう骨になっても福岡に戻れないんだな…」と他県に嫁いだ事の重大さを感じずにはいられませんでした。
そんな私が「ここに行ってみて!」「この人面白いよ!!」「このお店のコレ食べて!!!」と自信をもって紹介できるようになり、tentenという究極のお節介活動をしています。
(tentenの活動についてはここには書ききれないので、ぜひVaseの斜め向かい「ent」やent2階の事務所まで会いに来てください笑)
基本的にはどうにかなる!今が楽しい!を優先したいという性格もあって、子育て支援センターなど人と会える場によく出かけていました。するとご近所さんからだんだんと友人と呼べる人ができ、縁がつながり自分の和がどんどん広がっていきました。
tentenの活動も5年目になり、その和はどんどん広がり続けています。
ふくしまにはたくさんの魅力的な人がいます!その人たちが熱量高く取り組んでいるコトがあります!知れば知るほど面白い!!
tentenの活動を通して和を広げながら、ふくしまの持つ面白さを私と同じような境遇の人に伝え続け、さらに「ふくしまって何もない」と言ってしまう地元の方にも伝えたいです!
学生の頃「庭」と言っていた福岡市天神界隈。めちゃくちゃ都会です。なんでもあります。でも熱量高めにここオススメ!この人に会ってきて!と語りながら紹介できる人は、今となっては一人もいません。
それはもう地元と言えない気がして…
だから私にとってのふくしまはもう「地元」なんです。