第7話 芸大とギャラリーがあるところ
休日はカフェに行く。サウナに行く。おっとその前に、食堂へ行く。休日の醍醐味は美味しい料理を食べること。というか、人生において1番目か2番目に幸せを感じる時間って、食べている時間じゃないか。昔から佇む老舗の数々は、長年沢山の人に幸せを届けたのだろう。。さて、今回はここに決めた。
中華料理 光陽軒
福島駅から国道4号線を南下する。15分ほど車を走らせ、114号線福島安達線に入り、福島市立松陵中学校の手前に町中華のそのお店はある。 店内に入ると、70代くらいのご夫婦が笑顔で出迎えてくれた。カウンター7席、テーブル8席くらいだったかな。お昼時で混んでいて、カウンターに座った。チャーハンと麻婆豆腐を注文。目の前で、お父さんが調理をしている。気づけば、こんなに近くで本格的に中華料理の調理風景を見たのは初めてかもしれない。圧巻過ぎて、空いた口が塞がらない。ずっと見ていれた。
写真で伝わりますよね。濃いめの味付けで自分好み。間違いない美味しさだった。食べている途中も、目線は厨房に釘付け。注文が入ってから、1つずつタネを皮で包み焼き上げる餃子を作る一連の所作。あんかけ焼きそばのかた焼きそばをバリバリする繊細さ。大きな中華鍋を力強くふる勇ましい腕力。お店と中華の味、そして何よりお父さんの虜になっていた。
INFORMATION
中華料理 光陽軒
住所:福島市松川町本町6
営業時間:11:00-15:00 / 17:00-20:00
定休日:水・木