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味処 辰の子 【食堂の歩きかた】

家でも食べることができるメニューなのに、そこの店でしか食べることができない味がある。それが「定食屋」の良さだと僕は思う。

僕のお気に入りの味があるのは「味処 辰の子」

福島には、定食屋がたくさんある。郊外でも車を走らせていると通りすがりに見つけることが多々ある。今回の記事を書く時もどこの店舗にしようか頭を悩ませた。店舗ごとにお気に入りのメニューは違うから比べることができない。

それでも一店舗選ぶとなった時、僕は一番足を運んで食べてきただろう「味処 辰の子」を選ぶことにした。

「味処 辰の子」

福島駅西口から徒歩10分。昭和を感じさせるレトロな外観が特徴。席数は、カウンター5席と座敷4名掛け×2席と席数は限られているが、この空間が実家以上に本当に落ち着く。

レトロな外観

辰の子に通うようになったのは、高校生の時。テスト期間の昼ご飯でよく食べに行っていた。店に通うようになったきっかけは覚えていないがテスト後に「昼飯どこにする?」「辰の子にするか」の二つ返事で自転車を漕ぎ始めていたのは今でも覚えている。周りを見渡すとスーツ姿のサラリーマンばかりだったが、高校生ながらにその中に混ざれるのがうれしかった気もする。

辰の子は、店内の壁一面にメニューが張られており、メニューがとても豊富である。そして、定食屋の醍醐味である「安い・旨い・早い」の3つすべてが兼ね備えられている。

店内の壁の張られているメニュー
「日替わり定食」メニュー

「お気に入り」の味

僕のお薦めメニューは「ニラレバー定食」(800円)です。

(自分の中では、なんとなく『レバニラ』が正しい呼び名だと思っていたので辰の子の『ニラレバー定食』の表記はずっと疑問だった(笑)その疑問を4年越しにGoogle先生に解決してもらったので気になる方は見てみてください)

ニラレバとレバニラの違い

「ニラレバー定食」(800円)

塩コショウと正油を使った至ってシンプルな味付け。人によっては少ししょっぱいという人もいるが僕にとっては慣れ親しんだ味。この味付けとシャキシャキ食感の残ったもやしがご飯を進めてくれる。そして、辰の子の『定食』はこれだけでは終わらない。メインの一品はもちろん美味しいが、それだけでなく定食付いてくる味噌汁と漬物がこれまた美味しい。優しい。(ちなみにご飯は柔らかめ)僕的に味噌汁と漬物が美味しい定食は間違いない。

火曜の日替わり定食「刺身定食」
「醤油」を「正油」と書いているのも”なんかいい”

「醬油」と「正油」の違い

店の雰囲気・味・女将さんの接客、すべてが“なんかいい“のが一番のお気に入りな理由です(笑)「味処 辰の子」とてもお薦めです。是非、行ってみてください。

僕は、記事を書いていたらお腹が空いてきて「ニラレバー定食」が食べたくなったので明日食べに行くことにします。

高校生からお酒が飲める年齢になったことだし、今度はお酒を飲みに行こう

INFORMATION

味処 辰の子

営業時間:(ランチ)11:00-14:00 (ディナー)18:00-20:00
定休日:日曜日

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伊藤愉快

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