中華料理 光陽軒 【食堂の歩きかた】
旅は人に刺激をもたらす。ローカルに住み生活を送る私たちだからこそ、旅先で出会う、人・物・食・自然・文化。どの刺激も、記憶に残る重要な要素だ。旅を彩る重要な要素のひとつでもあり、文化を感じさせる空間でもあるHOTEL。無限に存在するHOTEL。感性で惹かれ実際に訪れた”HOTEL LIFE”を皆様に紹介していきます。お金がないと泊まれないか?そんなことありません。お手頃かつ豊かな 時間を過ごせるHOTELをご案内いたします。
all day place shibuya
『まちの合間に、いつもある、いつもの居場所』
渋谷駅から5分ほど歩き、ミヤシタパークから少し東側に入ると渋谷の街に溶け込むようにこのホテルは佇んでいた。2022年4月にOPENしたばかり。1 F には “ABOUT LIFE COFFEE BREWERS“というカフェと”Mikkerller Kiosk”というバーが併設されている。カフェでは、ONIBUS COFFEEの豆を使用したコーヒーを楽しむことができる。もちろん、朝食やスイーツもあるので朝からお昼の休憩にも使えそうだった。バーはデンマーク生まれのMikkellerを楽しめるクラフトビールのお店になっている。お部屋でも楽しめるからおすすめ。2 Fにはオールデイダイニング”GOOD CHEESE GOOD PIZZA“がありつくりたてのチーズとピッツァが味わえる。宿としてのホテルと酒場としてのカフェバーが存在することで、かつてのパブリックハウス(パブの語源)が表現されていると感じた。
ROOM
私が今回宿泊したのは ”デラックス コーナー ツイン” というお部屋。シンプルなデザインで落ち着くことができる。部屋の広さも申し分なく、カップルや夫婦はもちろん友達との利用にもちょうど良い。アメニティも環境に配慮されており、最低限の物がおいてあるが、十分である。部屋の窓からは、ビジネスビルが見え、渋谷の街中にいることを思い出させる。
気になる価格帯だが、2022年7月に宿泊した際は、Booking.com にて予約し 2名で ¥12,800 1名 あたり ¥6,400 ほどである。個人的には、シャワールームの床や壁の質感、部屋の中のアート、渋谷の日常を滞在中に触れられる空間がとても好印象だった。ホテルから1歩出れば、すぐに渋谷の繁華街。ショッピングはもちろん、酒場やレストラン、カフェなども充実している。最高の東京滞在になること間違いない。またホテルが発信するローカルガイドメディア”allstreets”も注目だ。煌びやかな渋谷だけでなく、日常に溶けこみ楽しめるように、毎号渋谷にゆかりのあるクリエイターをゲストに迎え、お気に入りのスポットを紹介している。渋谷で日常を過ごす1人になり、東京を楽しむのもまたいい。
若者で溢れエネルギーに満ち溢れる渋谷。少し歩いて散策することで、今までとは変わった見え方ができた渋谷。大通りから裏路地に入れば、こっそり通いたくなるようなお店もあった。いわゆる渋谷でなく、日常に溶け込む渋谷を皆さんもぜひ探してみてほしい。
INFORMATION
all day place shibuya
東京都渋谷区渋谷1-17-1
JR渋谷駅 徒歩5分
東京メトロ渋谷駅(B1出口)徒歩1分
check in 15:00 out11:00
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