NT にとってのふくしま
ふくしま は ナニモナイ
ふくしま は なにもない。
将来は ふくしま になんて残らない。
福島で生まれ、福島で育って
中学高校の学生時代の自分の考えはそんな感じだった。
なにもない = 若者が遊ぶ場所がない?
なにもない = そもそもお店が少ない?
なにもない = 3.141592……..
なにもないって何が無いのかな?
2022年の 私にとってふくしまは。
なにもないから
”挑戦できた場所”
自分が生まれた土地だから
がむしゃらに挑戦できている
でも
夢を追いかけている途中 気づいたのは
自分の”理想”を具現化するにはまだ難しい
それは自分の力が未熟
なにもないのでなく
何かするにはもってこいの福島
”手付かずで廃れる温泉街”
”人に頼りがちな福島人”
”飛び抜けて自慢できる料理はない”
”酷暑すぎる夏と寒くて雪が多い冬”
どれも自分には
何かするにはもってこい
そんな情報にしか聞こえない
私にとってのふくしま はそんなところ
そんなこと言っても
人頼りな福島人は人に任せるのだろうけどね
任せられる側になって 変わった街にするために
足掻いてみるよ
そしてたまには遠回りもする