ちんめん【食堂の歩きかた】

あと何回食べれるかわからない味

私が大好きな昔ながらの町中華といったらまず浮かぶのはここ。
幼少期時代に庭として動き回っていた、伊達町(現伊達市)にある天王通り商店街の一角にある「ちんめん」
県内に3店舗ありますが、個人的にこの本店が一番だと声を大にしていいたい。
他のお店で同じメニューを頼んでも本店の味とは違うので、もし興味を持っていただけたら本店へ行って欲しい。

商品写真しかないのが悔やまれますが、こじんまりとした佇まいのお店。
<食べログ参照>
中はカウンター5-6席と座敷に4人掛けテーブルが3つ。
店に入れば野球中継やニュースが画質がレトロな小さなテレビから流れている。
入店すると昭和にタイムスリップする体験ができるような、そんな雰囲気。
メニュー全体の価格は安い。一番高くて850円(税込)。
<食べログ参照>
この手書きメニューも味がありますよね…
お客さんの層としては30代以上の現場仕事しているような男性が8割。
そのおかげで、ガッツリ食べたい男性の方々は定食＋ご飯ものorラーメン といった組み合わせが多いみたいです。

私のおすすめ

野菜炒め、ご飯、漬物、お豆腐、スープ
ご飯が無限に進む濃い味の味付け。匂いだけでもご飯食べれるレベル。
野菜がふんだんに入っていて、玉ねぎの甘味も醤油ベースの中華風の味付けがとにかく合う。
中華鍋で振るった野菜ってなんでこんなにしゃきしゃきでおいしんですかね。

ちなみに私が幼少期に通っていたころからテイクアウトができました。
大皿持参で「これに野菜炒めお願いします」って注文すると皿のサイズに合わせた量が出てきた記憶があります。そんな田舎のゆるい感じも最高ですよね。

定食と一緒に頼んでもぺろっとたいらげる自信がある一品です。
ソースじゃなく、醤油味を選んで欲しい。しっかり油をまとった麺が本当に美味しい。

チャーハン(650円)
自分で撮影した写真がないのが一番悔やまれるかもしない。
<食べログ参照>

具材はどこにでもあるチャーハンと変わらないです。
チャーシュー、ネギ、なると、たまご、玉ねぎ。
味付けの違いなのか、ふと思い出した時に他のお店のチャーハンじゃなく、「ちんめんのチャーハン」が食べたくなる。中毒性を兼ね備えてます。

あと何回食べれるかわからない味だから

冒頭に記載した見出しの意味としては店主が高齢のため、いつ店仕舞いをしてしまうかわからないと危惧してるからです。
昔と比べて食べるたびに少し味が変わっているという声も聞いてるので、食べれるときに行かねばならないそんなお店です。